hunahunasan’s blog

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浄瑠璃寺(じょうるりじ)

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1.浄瑠璃寺は、本堂に9体の阿弥陀如来像を安置することから九体寺(くたいじ)とも呼ばれるお寺で、京都府木津川市に属するにもかかわらず、奈良からのアクセスが良いため奈良圏域に分類されています。

2.この地域は当尾(とうのお)の里と呼ばれ、付近には鎌倉時代にさかのぼる石仏群も多く(中世に奈良の寺院が世俗化し、これを嫌う僧たちがこの地を修行の場とするために作られたという説がある)、ですので、浄瑠璃寺を後にしたら散策を兼ねて岩船寺(がんせんじ)まで歩きながら石仏もみてみましょう。

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3.浄瑠璃寺は平安末期の本堂および三重塔が今も残り、平安朝寺院の雰囲気を醸し出しています。庭園も名勝として指定されていますが、その理由は、平安時代後半の藤原時代の庭園様式をそのまま保っているからです。

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4.本堂の中には9体の阿弥陀如来像と共に写真家の土門拳(どもん けん、昭和時代に活躍した代表的な写真家)さんが絶世の美女と評した「吉祥天女像(きちじょうてんにょぞう)」も有名です。

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5.浄瑠璃寺を出て岩船寺の方面に進みますと、藪の中地蔵(やぶのなかじぞう)があります。さらに進みますと。岩船寺の案内板がみえ、桜開花の2週間後にも奇麗な桜をみることができます。

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6.本尊の阿弥陀如来はその素晴らしさゆえにみる人にとって感嘆が自ずと出てきます。寺を出て左の方に進みますと、笑い仏と呼ばれる磨崖仏(まがいぶつ)もみられます。少し斜めになっているところがむしろ自然でいいですね。帰りはバスに乗って浄瑠璃寺まで戻った方がいいです。